オーストラリアの中にある小さな日本！桜の絆に感動
こんばんは、志村正弘です。
ときどき肌寒いときはありますが、もうすっかり春ですね♪ 桜も満開間近で、今週末がお花見のピークになります！
日本各所で桜まつりも開催されることでしょう♪
実はオーストラリアでも、桜まつりが開催されています！ といっても日本と季節が逆なので、開催時期は日本が秋に近づく9月の末頃です。
シドニーから西へ約320kmのところにある人口約8万人の「カウラ」という街では、日本文化を楽しみ、身近に感じることを目的としたお祭り「さくら祭り」が開催されています。
場所もオーストラリア国内にいくつかある日本庭園のひとつ、カウラ日本庭園がメイン会場。
カウラ日本庭園は南半球最大の日本庭園とされています。日本人によって設計されたこともあり、ここは日本かと錯覚してしまうほど。
お気づきかと思いますが、さくら祭りは現地でもそのまま『Sakura Matsuri』（さくら祭り）と呼ばれているんです！開催当初は英語表記で『Cherry Blossom Festival』でしたが、日本語の名称が定着したそうです。
オーストラリアにあるカウラがこんなにも日本との繋がりが深いのは、第二次世界大戦のカウラ事件までさかのぼります。
カウラ事件とは、1944年8月日本人捕虜500人以上が脱走し、日豪で235人の負傷者を出した史上最多の捕虜脱走事件です。この事件をきっかけに、平和と友好の証としてカウラ日本庭園がつくられ、さくら祭りの開催に至ったとか✨
水が少ない地域のため、桜の木は管理しないとすぐ枯れてしまうんだそうです。
そんな中でも亡くなった日本兵やオーストラリアの人たちのために平和を思って管理しているカウラ市民の方々には感謝しかありません！！
僕はあまり泣かないほうなんですが、この人の暖かさに泣いてしまいました（笑）
一度はカウラにもいってみたい♪
